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まったくこの人には何回のピークがあるのだろうか。
デビューの仕方も衝撃的だったように、クラビネットの魅力を一般に知らしめた名曲「Superstition」を含む『TALKING BOOK』の発表や、その後当時最新鋭の名機モーグを始めとしたアナログ・シンセサイザーサウンドを武器に発表された本作。
当時は実験的要素も多分に含んでいたその要素は今やスティーヴィー・ワンダーサウンドの定番となった。
76年に発表された作品だが一説によると74年から書き溜めていた約1000曲の中から抜粋して作り上げたという。
おかげで一枚では収まりきれずに二枚組として発表。

このアルバムを聴いてスティーヴィーの果てしない才能に恐れおののいたものである。

とにかく才能の塊のようなアルバムで全米アルバムチャート14週1位、さらにはグラミー賞最優秀アルバム賞も受賞するなど納得の一枚である。

捨て曲なども当然無く、且つバラエティ豊かで、感情の起伏も表現して文句の付けようがない内容である。
⑤Sir Dukeや⑪Isn't She Lovelyなどは今更語る必要もないぐらい有名曲であるし、スティーヴィー流ラテン・チューン⑰Another Starなどはカバー曲としても定番である。
他にもフュージョンチックな④Contusion、ファンキーな⑥I Wish、⑬Blackmanなど最後の最後までリスナーを飽きさせる事はない。

スティーヴィー・ワンダーの魅力がギッシリ詰まったアルバム、これ以上完成されたソウル・ミュージックを他に知らない。
 
100点 

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