Poupée De Cire , Poupée De Son
その名の通りフランス、いや、全世界歴代屈指の元祖アイドル歌手、フランス・ギャルの4thアルバム。

18歳の時に作詞家をしていた父の友人であるセルジュ・ゲンスブールがプロデュースした①Poupée de cire, Poupée de son(夢みるシャンソン人形)を歌い一躍有名になる。
フレンチポップス史上最も有名な楽曲の1つなので、1度は耳にしたことがあるだろう。
この曲目当てでアルバムを聴いてもお釣りが来るぐらいの名曲だ。
フランス・ギャル自身、実際には16歳でデビューし、作詞は基本的に父が、そして曲は色々なクリエーターを使い分けていることや、楽曲を彩るオーケストレーションもキメ細やかなアレンジがなされるという典型的なアイドルソングのサウンドプロダクションとなっている。
その後出てくるアイドルサウンドの模範になっていったのは今だから言えることであり、やはりこの時代が最初期だろう。 

一時期ドイツのデッカに身を置くなどフランス国内で人気に陰りが見えた時代がありながらも負けん気の強さから活動を継続させ、後に"パリの司令塔"の異名を誇るシンガーソングライターのミシェル・ベルジェと結婚。

童顔で小さく華奢な見た目は日本人好みで、当時の来日公演時には発狂した方も多いのではないだろうか。(もちろん私、生まれてないですけどね)

当時の生で歌うTV番組などを見る限り、たまに出てくるオジ様方の冷ややかな視線(のようにしか見えない)を物ともせず、調子っ外れな歌声をやる気満々で歌う姿はアイドルならではだが、そんな事はどうでもよくなるぐらいのキュートさが売り。
アイドルは可愛い。カワイイは正義。
2018年1月死去。その姿がお目にかかれないのは悲しい。

86点